たからもの
第15章 誘発剤の開始
その後、旦那は仕事休もうか?
と聞いてくれていたけれど
出産でもないのに
職場に迷惑はかけれない
無理矢理行かせました
ひとりになった病室
モニターは
いつものように脈を打っていました
大丈夫
そう思っていても
さっきの状況が頭のなかを
ぐるぐるまわってました
怖い
不安
無事で産まれて……
もしも、が本当に起こったら…
悪いほうへ悪いほうへと
考えたくないのに考えてしまい
涙がでました
そんな私の気持ちが
優ちゃんに伝わるんでしょうね
私が悲しいときは
必ずといっていいほど
うにうにと動きます
「ごめんね、
私がしっかりしないとね」
モニターでお腹はさすれませんが
たしかにここに優ちゃんがいる
元気に動いてくれている
ひとりじゃないことが
すごく心強かったです
と聞いてくれていたけれど
出産でもないのに
職場に迷惑はかけれない
無理矢理行かせました
ひとりになった病室
モニターは
いつものように脈を打っていました
大丈夫
そう思っていても
さっきの状況が頭のなかを
ぐるぐるまわってました
怖い
不安
無事で産まれて……
もしも、が本当に起こったら…
悪いほうへ悪いほうへと
考えたくないのに考えてしまい
涙がでました
そんな私の気持ちが
優ちゃんに伝わるんでしょうね
私が悲しいときは
必ずといっていいほど
うにうにと動きます
「ごめんね、
私がしっかりしないとね」
モニターでお腹はさすれませんが
たしかにここに優ちゃんがいる
元気に動いてくれている
ひとりじゃないことが
すごく心強かったです