たからもの
第16章 帝王切開
「はまってるな……」
まるで独り言のように
(実際も独り言だったのかな?)
呟くドクター
はまってるって…??
「はずすしかないですね……」
独り言に答えるように
執刀医が呟き返す
どういう状況なのか分からない
旦那と目を合わせ
優ちゃんの無事を祈った
もう少し
と言われてから
さらに10分が経過した
何か起きたのでは…
最悪の事態を想像した私
「出ますよ!」
看護師さんの声と一緒に
お腹が軽くなるのを感じた
そして
手術室には
赤ちゃんの泣き声が響いた
緊張と不安が一気に溶け
涙がボロボロこぼれました
見える位置で処置してくれ、
優ちゃんの姿を確認することができた
ホースを突っ込まれ泣く優ちゃん
ホースを抜くと
めちゃめちゃ眠いのか、
すぐ寝ようとしていた
そしてまた突っ込まれ泣く
マイペースな優ちゃんを見て
涙がこぼれながら
フッと笑えてしまいました
まるで独り言のように
(実際も独り言だったのかな?)
呟くドクター
はまってるって…??
「はずすしかないですね……」
独り言に答えるように
執刀医が呟き返す
どういう状況なのか分からない
旦那と目を合わせ
優ちゃんの無事を祈った
もう少し
と言われてから
さらに10分が経過した
何か起きたのでは…
最悪の事態を想像した私
「出ますよ!」
看護師さんの声と一緒に
お腹が軽くなるのを感じた
そして
手術室には
赤ちゃんの泣き声が響いた
緊張と不安が一気に溶け
涙がボロボロこぼれました
見える位置で処置してくれ、
優ちゃんの姿を確認することができた
ホースを突っ込まれ泣く優ちゃん
ホースを抜くと
めちゃめちゃ眠いのか、
すぐ寝ようとしていた
そしてまた突っ込まれ泣く
マイペースな優ちゃんを見て
涙がこぼれながら
フッと笑えてしまいました