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たからもの

第16章 帝王切開

そんな調子で縫合され
私も不安は無くなり呆れムード

痛みが出るとまた痛み止を投与され
瞼が重いせいもあり
このまま眠りたかった



無事、1時間程で手術は終わった


出血はやや多かったものの
輸血することなく終わった






子宮収縮を見るため
ドクターたちは退出し、
私はしばらく手術室に残された


何度もお腹をおしたり
オロ(?)のためパットを変えたり
帯をしめたりを繰り返した



少しすると

優ちゃんを連れてきてくれ
添い寝をするように
病衣にくるんでくれた



旦那も来てくれ、
ふたりで話した


どっちに似てるかな?

とか

おかあさんたちも
外で待ってるよ

とか


ほんとささやかな会話




それが心地よかった

眠っている優ちゃんが
とても温かかった


良かった………








ただひとつ

子宮収縮が
とてつもなく痛いのね…


子宮収縮は
麻酔効かないらしい(´;ω;`)

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