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たからもの

第6章 授かり婚

話を伝えると
不安にさせたことに謝られた


別に彼が悪いわけじゃない


だって私たち
結婚しているわけじゃない


飲み会を嫌がるほうが可笑しい




付き合いがあるのも分かるし
友達と飲みたい気持ちも分かる

…連絡とれず朝帰りはアレですが(笑)


そこまで縛るのは
間違ってる

そう感じてました






もしこのまま
私が彼を疑ってしまうのであれば
別れも考えようと伝えました


すごく寂しそうな顔してた彼



ごめんね、勝手ばかりで…

でも彼も飲みにいくたびに
疑われたらいい気しないだろうな



前に浮気した自分が悪いから
って私の気持ちを汲み取ってくれてた

こんなときまで優しいんだな……

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