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All Arounder

第11章 High School Student



―――――――――――



「大志、姫ちゃん、おはようっ」


「んー」


『おはようございます』




朝を迎えた


昨日はもう一泊させてもらい、今は朝食タイムだ




「腹減ってねぇ…」



大志は寝ぼけている


あちこちに寝癖を飛ばしながら、その目は半開きだ




「文句言わずに食べる」



ゆうひはテーブルに料理を並べていった



「はいはい…ぃただきます…ぐー…」


「寝るな」



ゆうひに小突かれ、大志は顔を振った

「あ…いけね…」




すると後ろから声が聞こえた



「おはよう姫ちゃん。昨夜は楽しめたか?」



『お…はようございます…
何をですか…?』



「またまた~とぼけちゃってよぉ」


斉藤は大志と姫の肩を叩いた



「営みに決まってんだろぅがよ(笑)」



「ばっ…かじゃねぇの!!?///
朝っぱらから何言い出すんだこのエロ親父!!」



大志は斉藤の手を払った



「え、まだか?
んじゃチューは?」



「てめぇにゃ関係ねぇだろ!!///
くたばってろ!!」



『…///』



大志も姫も顔が真っ赤だった


それでこそ、からかい甲斐があるというものだ




斉藤は大笑いしながら席についた






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