All Arounder
第14章 Secret Smile
―――――――――――
ガクンと頭が落ち、そこで目が覚めた
「ぅおっ」
どうやら座ったまま寝てしまったようだ
と、ふと隣を見ると姫がいた
「…あ、そうだ…」
姫に…謝ったんだ、オレ…
一日中後悔してたんだ
姫を無視したりしたこと…
何だかんだで姫は依頼人で、オレは怒っていいような立場じゃねぇからな
『…ん…』
姫は瞼をギュッと閉じ、そのあとゆっくり目を開けた
「おはよ…」
寝起きの姫は、挨拶も返さずにこっちへもたれてきた
「おい…///」
『うん…』
もう一度自分で頭を起こすと、やっと姫は『おはよー…』と呟いた
「あのよ、今日は酒場…行くか?」
『え、いいの…?』
「嫌なら別に…」
『行く』
姫は起き上がり、扉を開けた
『朝ごはん、食べよ』
「お、おう…」
心なしか
姫は少し変わった気がした
『ほら早く』
「わかってら」
昨日より
明るい女の子になった気がしたのだ
ガクンと頭が落ち、そこで目が覚めた
「ぅおっ」
どうやら座ったまま寝てしまったようだ
と、ふと隣を見ると姫がいた
「…あ、そうだ…」
姫に…謝ったんだ、オレ…
一日中後悔してたんだ
姫を無視したりしたこと…
何だかんだで姫は依頼人で、オレは怒っていいような立場じゃねぇからな
『…ん…』
姫は瞼をギュッと閉じ、そのあとゆっくり目を開けた
「おはよ…」
寝起きの姫は、挨拶も返さずにこっちへもたれてきた
「おい…///」
『うん…』
もう一度自分で頭を起こすと、やっと姫は『おはよー…』と呟いた
「あのよ、今日は酒場…行くか?」
『え、いいの…?』
「嫌なら別に…」
『行く』
姫は起き上がり、扉を開けた
『朝ごはん、食べよ』
「お、おう…」
心なしか
姫は少し変わった気がした
『ほら早く』
「わかってら」
昨日より
明るい女の子になった気がしたのだ