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「…シン？、ふむっ⁈‼んっ…！」


直後、ライラの頬はシンの両手に包まれ上を向かされると、薄桃色の柔らかな唇が、シンの唇で荒々しく塞がれた。


口付けしたまま、シンはゆっくり腰を下ろし、あぐらをかくと、初め頬を掴んだ腕は、片方をそのまま後頭部へと回し、もう片方を背中にするりと移動させ、ライラの身体を抱え込む。




そうして、触れるだけの優しいものとはまるで違う、噛み付くような激しいキスは、執拗にライラの唇を貪っていった。




「…んっ、んんっ……ふっ…」


突然口を塞がれたライラは驚き、離れようと懸命にもがくが、

小さな身体は非力で、シンはまるでびくともしない。

（くっ、苦しい…！シン、離して‼）


何度も角度を変えて口付けられ、ライラは息も出来ずにいた。





「んんんっ！ふぅんぅぅっ……」


そんな彼女の苦しそうな息遣いを耳にすると、シンの興奮はより高まってゆく。

ライラの唇を口に含むと、くちゅくちゅと音を立て、舌で愛撫した。