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極上年下彼氏

第23章 会いたかった

窓からコツンと音がする。


私は逸る気持ちを抑えきれず慌てて窓を開けた。


窓の外に立つ久しぶりの理人は、変わらない瞳で私を見つめる。


「理人・・・」


私は窓越しに理人に抱きついた。


「会いたかったよ」


「おかえり、朱美…」


理人の暖かい両手が私の頬を包む。


理人の瞳が優しく憂いを増して、吸い込まれそうだった。


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