テキストサイズ

極上年下彼氏

第27章 新年

私達は都内の有名な神社にデートがてら初詣に行った。


しかしまだ三日という事もあり、恐ろしく混んでいた。


「凄い人だねぇ」


「ホントだな」


人の波に乗りながら、少しずつ前に進んでようやく参拝できた。


有名神社の周りはお祭りのように屋台が沢山出ている。


「何か食べる?」


「うん、えっと、私綿飴欲しい…」


「えっ?綿飴?」


理人はたこ焼きとか焼きそばとか想像してたみたいで、ちょっと驚いていたが、すぐに笑顔で答えてくれた。


「いいよ、買おう」


私達はピンクのビニール袋に入った綿飴を買い、人混みの少ない場所に座って食べ始めた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ