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極上年下彼氏

第7章 好きの増殖

通り過ぎる自転車が止まった。


私は後ろ姿で理人だと分かった。


「よう!どこ行くの?」


「Wゼミの夏期講習」


「俺も、じゃあ乗れよ」


理人は自転車の後ろの荷台を軽く叩いた。


「えっ?悪いからいいよ」


というか嬉しいけど恥ずかしい…

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