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極上年下彼氏

第9章 信じる

「朱美!!」


理人が私に気づき、追いかけてくる。


なんで追いかけくるの?


彼女の所にいればいいじゃない!


バカみたい。バカみたい。
浴衣着て浮かれて、
お化粧までして…


理人なんか、嫌いだ。


私は路地の隙間に入り、隠れた。


理人の声は通り過ぎた。


私は慣れない草履で足の痛みを感じながら、とぼとぼと家まで辿り着いた。


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