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極上年下彼氏

第9章 信じる

「今日は帰るよ」


「どうして?」


「止まんなくなりそうだから」


少し照れたような理人の顔。


私も自分の大胆な発言に恥ずかしくて赤面した。


「朱美の今日の浴衣姿綺麗だった。来年はもっと見たい」


理人はちゃんと見ていてくれたんだ。


「うん。私も一緒に行きたい」


理人の瞳が物凄く優しい。


この瞳は私だけに向けてくれてるんだ。

嬉しくて、また涙が出そうになった。


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