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幸せの果て

第10章 蘇る過去








“る…か……―”



あたしの名前を呼ぶたびに
パパの口から真っ赤な血が出て
しだいにそれは赤黒くなり―



パパの近くで倒れている幼いあたしは
そこで記憶が途絶えた


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