えっち大好き
第9章 痴漢映画館
すると男はどこからか
ガムテープを取り出し
あっというまにアタシの両手首を
後ろ手に縛り上げる。
「アッ……」
アタシの瞳がとろりと欲情に澱んだ。
「……あれぇ、縛られてエッチな
目になっちゃってるじゃん、この子」
右側に張り付く男がアタシの
耳もとでそう言って嘲笑った。
「いやらしいいたずらされたくて
こんな夜中に一人で映画館なんか
来たんだろ?」
左の男が呆れたようにそう応える。
「ンッ///」
「何?違わないでしょ?
だって、ホラ…」
男の手が突然スカートの
中へ侵入した。
「こんなにぐちょぐちょに
してるじゃないか」
そのまま、ショーツの中を
指がまさぐる。
-グチョグチョグチョ-
「さすがに濡れすぎじゃねえ?
とんだ変態女だな」