
frustration
第7章 7.first
「汗ヤバいからシャワー浴びてくる」
と言ってお風呂場に消えたので私はテレビをつけてみた。
NHKの落語でつまらなかったのですぐ消して
まだお隣さんの喘ぎ声は聞こえるのか気になって窓を開けてみた。
何も聞こえなくて閉めようとすると
「なにしてるの?(笑)」
と後ろから抱きつかれてびっくりした。
「いやぁ…まだ聞こえないかなぁ?って思って。」
「スケベだね」
と言われたから
「さっき窓開けてたのに人のこと言えないでしょ!!」
と返したら
「俺は変態だもん(笑)」
と言われて何も反論できなくなった。
窓を閉めて横になると、「本番の楽しみいきますか♪」
と言われて私は首を傾げた。
