テキストサイズ

僕のおひさま。

第6章 束縛。




ふと鏡を見ると首にくっきり浮かぶ赤いアザのようなもの。

刹「俺のものっていう証」


と耳元で刹那に囁かれフッと息をかけられる。


棗「ヒャァッ!///」


変な声を出し恥ずかしがる僕。

そんな僕を見て


刹「はぃはぃ、可愛い可愛い(笑)」

と言って無邪気に笑う刹那。


トクン…トクン…


胸が急に高鳴る。


刹那に聞こえるんじゃないかっていうくらい僕の胸がうるさい。


ただ、今はこの無邪気な笑顔を見ていたい…。


そう思った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ