私の秘密
第3章 夢2
あたしは自分の席に行った。
だが……問題が…
あたしの席が消えてたのだ。
「おーい,ブスメガネが困ってるぜー」
その人物が匠。
そう言うと皆が笑い始める。
「彩希,ちょっと待っててね」
「え…?」
「やっぱりAKIは可愛いよな…」
また匠が言い出す。
へぇ…AKIの可愛さは認めるんだね…
あたしAKIですけど?って言っても通用しないか…
「彩希 持ってきたよ」
「あ…佑美…ありがとう」
「大丈夫」
ホント ありがとう。
「おい佑美!何でブスメガネの机持ってくんだよ!!」
「だってうちら親友だもん」
佑美……
佑美には感謝の気持ちで一杯だよ…