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彩希side

「でもさぁ…何で,んなこと秘密にしてんだよ?」



「ホンット見嶋は分からず屋だね…モデルのことがバレルからでしょ!」



佑美が悠哉を叩いた｡


「あはは!」

あたしは笑った｡


「彩希は可愛くていいなー…」



「え?可愛くないよ?」



「えー!?可愛いからモデルにスカウトされたんでしょ?」


そうなのかな…?
自分でも分からないや…


「そうなのかな…?」



「絶対そうだってばぁ!ねぇ 見嶋?」



「え…あ…あぁ…」



「あたし…神奈川に引っ越した次の日にモデルにスカウトされたんだ…」



「え?そうなの?」



と佑美が聞いてくる｡


「うん」