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きのう抱いたきみを僕はまだ知らない。

第1章 セックスで負けたくない少女。

（くっ）

それでも必死で下着の隙間から
指を入れ
下着をずらし
柔らかくとろけそうになっている
スズのヒダをなぞり
濡れた指先でクリトリスの表皮を
優しくなでながら
吹きかけられる
熱を持った呼吸に
意識を持って行かれると
どうしても生物としての
内なる性が反応しちゃいそうになる。
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