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きのう抱いたきみを僕はまだ知らない。

第1章 セックスで負けたくない少女。

男はスズの中に
コンマ数ミリのゴムを隔て
ドロリとした生臭いにおいがする
ねっとりとした液体を
数度のどくんどくんという
自律的な脈動と共に吐き出し
果てていた。

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