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過去日記

第5章 2011年7月


朝練、放課後、土日、若菜は部活一色だ。


普門館を目指せ!


あまりに部活一色の若菜に、俺の方が普門館に嫉妬するくらいだった。


でも…


若菜には別の問題が浮上していた。


足の違和感が消えない。


「一回診てもらえよ」


俺は何度も言ったけど、若菜は練習サボれないと言って、なかなか俺の言うことを聞かなかった。

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