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過去日記

第10章 2011年12月


12月

寒空の下に寒椿が花をつける。



殆んど鳴ることのない携帯。


どうせ勉強中は見ないし、使わないし。


若菜とのメールが殆んどだったから。


それでも、気になってしまう。


もしかしたら、もしかしたら今日、鳴るかもしれないって。



待ち続けるって辛いね。


そして、何も出来ないってことも。

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