テキストサイズ

お告げ~INシンガポール~

第5章 幼なじみ

梨絵は智恵と共に、ホテルの中を拝見する事にした。

案内人はさっきの少女。
石崎麻央と言うらしい。

麻央はさっきから梨絵に絡んでばかりいる。
梨絵は嫌がって智恵に助けを求めるが、なぜか助けてくれない。

智恵いわく、梨絵も結構楽しんでいる。だそうだ。


2人のじゃれあう声を聞きながら智恵は思う。
「本当普通の家みたい。」

その言葉に反応する麻央。
「だよね。住みやすくていんだけどね。」

麻央は2人にある部屋を見せようとしている。

「交流の部屋」
意味はそのままだが、あまりここの人間はその部屋が好きではなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ