テキストサイズ

お告げ~INシンガポール~

第12章 ゲーム~足跡~

…海

かなり暑いこの日、海にはたくさんの人がいる。

塩の香りが漂い、あちこちで叫び声がする。


「手分けして探そう!」
麻央はそう言って、だいたい担当場所を決めた。


梨絵は英語が得意でないので、日本人を中心に話しかけた。

しかし、同じアジアである。
なんとなく、日本人っぽい人がシンガポール人だったりして、思うようにいかない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ