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刑事とJK~続編~

第13章 全部引っくるめて大好き



"普通にしゃべってよ"…




これがわたくしの



"普通"でございます…






でもやはり、茂弘も気にかかっていたのでございますね…?





わたくしの"普通"は…




"異常"なのだと、いうことを…




「ふっ…うっく…ぅく…」



「せ、千花…!?」




シゲは千花の肩に手を置いた




大丈夫です、大丈夫ですよ


と、その手を下げさせようとするが


千花の手はシゲの手を握ったまま動かなくなった




むしろ、強く強く握りしめていた




「申し…訳…」



「ほんとに…ごめんね…」




謝らないでください…



謝りたいのは…わたくしの方にございます…




どうか




どうか…






「お嫌いに…ならない、で…ください…」




「…」





何より恐れたことは





シゲが自分から離れていってしまうことだった







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