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刑事とJK~続編~

第18章 刑事危機


「そういやぁ、ゆうひ…」


斉藤はベッドに横になったまま言った


ゆうひは料理中。フライパンから目を離さないで『何?』と聞いた



「胸でかくなった?」


『え///
やだ、どうしてかなぁ?///』


「ついでに腹もでかくなった」


『お前の卵焼きに卵の殻を入れといてやる』




「いや別に…そういう意味じゃねぇって」


斉藤は笑いながらゆうひの後ろに立ち、優しくお腹を撫でた


「子供…成長してる…///」



『…うん///』




こうやって、ただそばにいるだけでも幸せなのに…


子供が生まれたら、どれくらい幸せになれるのかな…?




『…はい、出来たよ
席に着くー』


「へーい」






朝食を取り終え、今日もいつもと変わらず出勤する




――――――――――





「おはよっす」


斉藤は刑事科に着くと、適当に挨拶を済ませ
自分の仕事部屋に入った



「おはようございます、先輩!!」


シゲの元気な声
こんなこと今さらだが、なかなか爽やかな挨拶だ


「おはよ」


変に気分が清々しい

今日は仕事能率が通常の1,5倍くらいある気がする


よし

仕事すっかな…


椅子に座って、いざ作業開始と意気込んでいると


やっぱり、そうもいかないようで

「斉藤!!」


お決まりのように、誰かが慌てて部屋の扉を開けた

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