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刑事とJK~続編~

第1章 第一歩


「よお、もう腹は治ったか?」

公園に着くと、すでに斉藤はベンチに座っていた


『もう走れるくらいっ』


ゆうひはピョコッと斉藤の横に座った




『ねぇ、あたしも"斉藤"になるんだよね…///』



「まぁ、そうだな///」




『じゃあ、正貴って呼んだ方がいい?』



「え、ああ…///」



ゆうひに、まともに名前で呼んでもらったのは初めてだ


正貴叔父さんとか、

あの、いつの日かの熊は、ジンギスまさきって呼ばれてたけど…



『正貴…』



「ん?///」



『やっぱり呼びにくーい、斉藤でいいや』



はああああ?



「おめぇなぁ…
一体"正貴"のどこが呼びにくいんだよ?」



『だって"まさき"って3回くらい口をパクパクさせないとダメじゃん?』



「そんだけか!?」



『他に何かあるっけ?』



…こいつ




「まぁ、どうでもいいわ
好きな風に呼べよ」



『斉藤~』



ゆうひはニカッと笑った


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