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刑事とJK~続編~

第24章 不思議の国



穴の中では、右に曲がったり左に曲がったり…
ウネウネと進んでいく



『…』


先が見えないなぁ…


どこに繋がってるんだろ?




「ゆうひちゃんってさぁ」


小泉が言った



『何?』




「かわいいお尻してるよね(笑)」



『…!!!
み、見るなぁー!!!///』



「だって見えるんだから仕方ないでしょ」



『うぅ~うるさい!!』



ゆうひは後ろにいる小泉を蹴ってやろうとした


しかし、あっさり足を掴まれて
ズルズルと引っ張られてしまった



『やぁめぇろおー!!』



小泉はゆうひに被さってきた


穴が狭いため、非常に窮屈だ



「キスしてあげる」


ゆっくりと顔を近づけてきた



『いらないいらない!!
や、やめてやめてやめて…!!!』



「何やってんだコラ」



「あら」



今度は小泉が斉藤に引っ張られて行った



「俺を襲う気?」



「だぁれが!!!
てめぇは牢屋にぶち込んでやるってんだ!!」



「ククッ、怖い怖い」






そのままずっと進んで行くと、やっと出口が見えた




『あ~出られる』



ゆうひは出口から顔を出した



『あれ?』



「どうした、ゆうひ?」


後ろから斉藤の声が聞こえた




『ここ…入口だよね…』



「は?」



穴から出ると、唖然とした



ここはさっきの数枚扉があった部屋ではないか




「じ…時間の無駄…」



斉藤はかなりショックを受けていた





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