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刑事とJK~続編~

第26章 全ては復讐のために



「枝美…?」


名前を呼んだけど、返事はない

「体…冷えるよ…?」



俺は、無造作に落ちている枝美の制服を、体に掛けてやった



そして、そっと抱き起こし



目を覚ますまでずっと抱きつづけた



けれど



枝美が目を覚ますことは二度となかった















―――――










"花も、花火も、人も…同じなのかもしれないね"












俺は




何を




言った?






花も花火も人も、同じ?


笑わせてくれるよ




花ならまた咲かせてやればいい


花火ならまた俺が作ってやればいい





でも







でも君だけは













もう…戻ってこない…















――――――――





「話って何だ?」

「ってかあんた誰だっけ?」

「あ、あれだろ、お前羽生を孕ませた男!?」




下品な笑い声が夜の教室に響いた



いや、そんなことはどうでもいい



今から死ぬ奴らなんだ


好きなだけ言わせておけばいい




でもその前に


聞かなきゃならないことがある





「何で、枝美を殺したの?」







不良の一人が答えた


「勘違いすんなって、俺らは別に殺してなんかいねーよ」


「ちょっと遊んでやったっつーか…全部羽生のためだったんだぜ?」






一人が俺の前に歩いてきた





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