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刑事とJK~続編~

第31章 新たな命



「噂なんだけどさ…正貴、マイホーム買おうか思案中だって?」


真理子はベッドに腰掛けた




『そうなんですよー…まだ全然話進んでないけど』





「いいなぁー、あたしも結婚したいなー」



飛鳥はちらりと南を見た



「…何だよ…?」



「したいなー」



「…まぁ…また考えとく…」




今考えろーと、飛鳥は南の腕をブンブン振った








その時、病室の扉が開いた





皆一斉に振り向く





「なんだおめぇら、来てたのかよ」




コーヒー片手に、斉藤が入ってきた




「「絶対泣いてたなー!!」」


シゲと藤野は、斉藤を指差して笑った



「は?
殴んぞコラ!!」




「いや~ゆうひちゃん助けて~」



「斉藤さん、やっぱり目ぇ腫れてるー!!」



飛鳥も爆笑した





「飛鳥…てめぇまで…」




「ただでさえ人相悪いのに、さらに悪くなったな」



「おめぇにゃ言われたくねぇよ!!喫煙野郎!!」




「それ悪口になってないわよ♪」




「黙れババア!!!」






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