刑事とJK~続編~
第5章 ご紹介しよう
ピピピピ ピピピピ ピピピピ…
『うーん…うるさい』
ゆうひは目覚まし時計を止めた
「…もう朝?」
斉藤も目を覚ました
『おはよっ』
「おはよー」
ゆうひは斉藤の額にキスをし、朝食の準備に取り掛かった
朝ごはんを作るゆうひを、斉藤は横になったまま眺めた
「…なんか…」
新婚生活って感じ…
まあそうなんだけど…。
斉藤も体を起こし、ベッドに座ったまま寝ぼけた頭が覚めるのを待った
「あー…ねみぃ…」
あくびをしながら、洗面所へ向かい
顔を洗った
『出来たっ』
「お、早え」
斉藤は顔を拭きながら席についた
ゆうひも、前に座った
『「いただきます』」
二人は食べはじめた
「今日の目玉焼き、好きな固さ」
『ほんと?
よかった///』
口をもぐもぐさせながら、斉藤は料理のコメントをする
ゆうひはこれが好きだった
『あ、もうこんな時間!!
仕事行かなきゃ…!!』
ゆうひはバタバタと支度した
ゆうひの仕事は、動物関係だ
「食器洗っといてやっから、先行っとけー」
『うん、いつもありがとねっ』
「任せなさい。いってら」
『行ってきまーす!!
あ、斉藤!!』
「ん?」
『好きー!!///』
「…はいはい///」
ゆうひは急いで部屋を出て行った
結婚後は、とりあえず斉藤のマンションで生活している
普段は、先程のような朝を送っている