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刑事とJK~続編~

第7章 敵に塩を送る



―――――――――――




『ええ!!!???
それほんとなの!!!???』



「うるせぇなぁ」



風呂場なので、ゆうひの声はとてつもなく響いた



『ちょっと、ほんとかって聞いてんだけど???』



「そんだけうるせぇと、ろくなババアになんねぇぞ?」



ゆうひは斉藤の顔に思いっきりお湯をかけた



「うわっ!!
何しやがんだコラ!!」



斉藤もお湯をバシャッとかけ返した



『わっぷ!!
ちょっともう、かけ返すとか子供か!!』



ゆうひは手で顔を拭った




「そっちが先にかけてきたんじゃねぇか」



『そういうところがガキだっつってんの!!
…じゃなくて、飛鳥と南さんがヤバいってほんとなの!!?』



「あ、そうなんだよ
なんか、飛鳥の元カレ出現でゴチャゴチャなってんだと」



『そんな~…』




「南のことは知ったこっちゃねぇが、飛鳥が可哀相だからな…何とかなんねぇか?」




『うーん…
…じゃあ今度あたしが飛鳥に会ってみるよ』



「お、さすが」



斉藤は小さく拍手した




『斉藤も、南さんをちゃんと後押ししてあげてよね』




「えー」




『えーじゃない
じゃあお風呂上がったら飛鳥に電話してみーよおっ』




ゆうひは湯舟から上がった




「ゆうひ」




『ん?』




「おめぇ胸ちっせぇままだな(笑)」



『っさいわ!!!!!』





ゆうひは洗面器を投げつけた




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