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刑事とJK‡番外編‡

第25章 はじめまして

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「ただいまー」



『お帰り、斉藤っ』



斉藤は鞄を置き、上着を脱ぎ、ゆうひの前に座った




「産まれんの、再来週だっけか?」



『うん、楽しみだね』




そうやって目を伏せるゆうひの顔は、本当に綺麗だった



「…///
じゃあ…飯作る」



『最近ごめんね、全然作ってあげられなくって…』



「気にすんな…
ってかオレのマズイ飯食わせてわりぃな」



『ふふっ///
斉藤のご飯、ぶきっちょで好きだよ?』



「はあ??
飯にぶきっちょなんてあんのかよ?」



『うん///』




調子狂う…
と斉藤は頭を掻きながら、キッチンに立った



料理に性格が出るもんだから、本当に笑ってしまう



クスッと微笑したすぐ後だった



『あっ…ああああっ!!!』



「!!?」



斉藤が振り向くと、ゆうひは地面に伏せって苦しんでいた




「ゆ、ゆうひ…!!!」



慌てて駆け寄るが、斉藤はどうしたらいいのかわからない


オロオロとしていると、ゆうひは必死に言った



『きゅ…救急…車…、産まれちゃいそ…』



尋常じゃない汗が流れる




斉藤は急いで病院に連絡した








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