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君が欲しい

第3章 皮肉な出会い

僕らはゲーセンで遊んだ後、ファーストフード店でウダウダと過ごしていた。


そこへ偶然にも仲村が新しい彼女を連れてやってきた。


小川はそれに気がついて、仲村に声をかけた。


「仲村!」


二人きりにしてやればいいのに、小川はいまいちアホだ。


「よう」


仲村は彼女を気にせずトレイを持って、近づいてきた。


仲村の新しい彼女を見た。


「・・・・・・あ」


愕然とした。


それはあの書店で出逢った君だったからだ。

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