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君が欲しい

第11章 突然の告白

その日も音楽室で一人『ゴールデン イヤリングス』を弾いていた。


「ピアノ、上手ですね。」


振り向くとそこには一人の女子生徒が立っていた。


髪は肩ぐらい。少しふっくらとした赤みのある頬が印象的だった。


目元は人工的に大きく見せているだろうと思わせる
若干の小細工があったが、まあまあ可愛らしい子だ。


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