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君が欲しい

第13章 新しい音

「なんかやる気出てきた。」


「バンド入るの?」


「うん、やってみようかな。なんか面白かったし。」


「私、応援するよ。」


「マジで?」


「南君の傍で応援する。」


あれ?傍ってなんだ?


「私、南君のピアノのファン1号ね。」


そう言う事ね。

危うく自惚れるとこだった。


でもなんか最高の気分だった。


新しいサウンドに出会えたこの瞬間に、君が傍にいてくれた事。


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