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君が欲しい

第15章 初ライブ

中盤のピアノソロが終わると南君のお父さんが言った。


「新しいジャンルだな」


「あいつは俺を越えて音楽で飯が食えるかもな」


南君を見つめて独り言のように言った。


「そうですね。ステージの南君は本当に素敵です」


それに私は答えた。


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