テキストサイズ

君が欲しい

第21章 クリスマスライブ

僕達はテーブルに座って音楽と食事を楽しんでいた。


「潤平のお父さんってやっぱりモテるのね」


君の視線の先にはカウンターで両手に花状態の親父だった。


「まあね。女に不自由はしてないんじゃない」


「潤平はなんとも思わないの?」


「思わないよ。男が一人で寂しくしてるよりいいだろ」


君はちょっと驚いた顔をしていた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ