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君が欲しい

第25章 不覚にも

東京の冬は寒い。


ビルとビルの間の風なんかめちゃくちゃ寒いんだ。


夜はネオンで明るいくせに、寒さだけは半端ない。


今日はライブの後DERUTAの仲間と食事に行くところだ。


ちょっと洋風な居酒屋で、みんな各々好きなモノを食べている。


僕以外は皆成人してるので酒もかなり飲んでいた。


たまたま隣に座った女子大生風の三人の人達が、僕らに気がついた。


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