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君が欲しい

第30章 山寺

休み時間机に突っ伏して横を見ると、
斜め後ろに友達と楽しそうに話す君が視界に入る。


ふんわり長い髪、白い肌、愛らしい黒目がちな目元に濃い睫毛、
ふっくらとした頬、そして触れてみたくなる色っぽい唇。


全てが変わらず可愛いままの君。


こんなふうに可愛い君を毎日見ていたら、
あきらめようにもあきらめきれなくなる。


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