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君が欲しい

第35章 優しさと忠告

休み時間、教室で落合さんに話し掛けられた。


「南君って、あんな才能あったんだね。
私想像できなかった」


「そりゃ、どうも」


「南君って、めちゃイケメンじゃん」


「ピアノ弾いてる時だけだろ」


「ううん、よく見るとかなりレベル高いイケメンだよ」


ああ、よく見ないとね…

ちょっと悲観的に捉えてしまった。


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