テキストサイズ

君が欲しい

第38章 報告

…真緒side…


私は潤平のお父さんのお店に久しぶりに向かった。


店を開けると珈琲の香りがふんわりと立ち込め、小粋なジャズが耳に入った。


「こんにちは!」


お父さんはグラスを磨いているところだった。


「おっ真緒ちゃん久しぶりだね」


変わらない、渋いダンディーなお父さんの笑顔。


私はカウンターに座った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ