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君が欲しい

第38章 報告

「潤平君、ようやく好きって言ってくれました」


私は何故だかお父さんには何でも話せてしまう。


お父さんは珈琲を入れながら、私の話を聞いていた。


「遅いなあ~潤平は。真緒ちゃん、情けない男でごめんな」


「いえ…ちょっと色々あったし」


お父さんは黙って私のモカを出した。


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