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君が欲しい

第39章 君に届く

腕を少し緩めて君を見つめた。


可愛い君が僕の腕の中にいる。


僕の事を想ってくれている君だ。


僕の指が君の頬に触れる。


柔らかいふんわりとした髪が指先を擽る。


「真緒、愛してるよ」


僕の口は躊躇する事なくすんなり君に愛を告げた。


そして僕は君に唇を寄せた。


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