テキストサイズ

君が欲しい

第39章 君に届く

周りの観客もオーナーも親父もみんなが拍手してくれてる。


かなり恥ずかしかったが嬉しくもあった。


親父が傍に来て、僕の頭をぐしゃぐしゃっと撫でた。


「潤平もようやく男になったな」


と言いながら、更に腹に軽くパンチを入れられた。


「いてえよ」


親父も僕も君も笑った。


僕は今、最高に幸せな瞬間を味わっている。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ