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君が欲しい

第8章 嘘の代償

次の日君からのメールがきた。


昨日の事だと内容を見る前から分かっていた。


携帯を開く。


『昨日はありがとう。
今日話せる?
昼休み音楽室で待ってます。』


『了解。』


すぐに返事をした。

昼休み、音楽室に向かった。


君はピアノの椅子に座って窓の外を見ていた。


ウェーブのある長い髪が日差しで透き通って茶色に見え、肌はさらに白く見えた。


やっぱり君はキレイだ…


うっかり見とれている場合じゃない。


君の元に近づいた。


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