テキストサイズ

Angel and Evil spirit

第7章 衝動。



「はぁ...はぁ......死ぬかと...思った....」

「そんなこと聞いてない。ねぇ?
初めてなの?」



どう答えればいいか迷った
涼がいつになく真剣な眼差しで
こっちをみるから。


「えっと..........」


「慣れてないってことは初めてって
期待していい?」



そんなことを言って私を切なげに
見てきた。
だから私は何も答えられなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ