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同窓会

第7章 希望

ー亮Sideー

亮は最高に焦っていた。

「せめて場所さえ分かれば……」

しかし、同窓会でみんなにこんなこと話たらせっかくの再開が台なしになってしまう…

亮は考えた。

この町は田舎だ。

連れ去るなら山か海が妥当なとこだろう。

しかしこの近くに海はない。

ということは山か…!

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