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…どれくらい寝たんだろう｡
目が覚めると隣には気持ち良さそうに眠るお兄ちゃんの寝顔が｡

まだ完全に開かない目をこすって時計に目を向ける｡

時計は午後1時をさしていた｡

やばっ…お兄ちゃんに何か食べさせてあげなきゃ｡

薬も飲ませてあげないといけないし｡

抱き締めた腕をほどいてお兄ちゃんから離れようとする｡

けどお兄ちゃんがそれを許さない｡

寝ているはずなのにあたしを抱きしめて離さない｡