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Eternal Love…

第16章 遭難した2人


「お兄ちゃん何でそんな危ないことするのよっ!!」

「んなの俺だってわかんねーよ。気がついたらお前を追っかけてたんだから」

「えっ…」

ドキンと胸が脈打つ。

お兄ちゃんはどうしてこんな嬉しいこと言ってくれるんだろう。

「とりあえず合宿先まで戻るぞ」

「うん!!」

差し出された手に自分の手を重ねて立ち上がる。

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